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誕生日プレゼントと商売道具

38歳になってもサプライズの誕生日プレゼントは嬉しいものです。⚽️

プロサッカー選手の商売道具のスパイクをサプライズでいただきました👟

数あるスパイクの中から自分に合った革やポイントの位置、ここは固定でここは金属とうとう、こだわりのスパイク。

小学5年でJリーグができて、カズに憧れてはや20年プーマのスパイクを履かせてもらっているので、なおさら嬉しいです。(途中でアシックス(2002)とミズノ(モレリア)に、浮気を2度経験。笑笑 でも、その浮気も二足持ちのうちの二番手彼女だったので常にプーマが一番)

大好きな黄色のカラー、刺繍入りにサインも入れてもらって、クリニックに飾らせてもらいます。

ありがとうございました。

話をPhysioに置き換えたいですが、オーストラリアでの自分たちの仕事は開業権もあり、その分いろいろなリスクがあります。ですのでエビデンス(論文で研究されて効果があるとされる)に基づく治療、方法が望ましいと教育を受けています。

そのためにどの論文がいいのか(論文にもレベルがあるので)、一つの論文がいいと発表しているやり方でなく、沢山の論文が示しているやり方を選びます。

その論文の見方を大学の授業や病院等でもやらせてもらっていますので偉そうに言えませんが、自分が関わらせてもらうサッカーの現場、特にレベルが高くなればなるほどわずか一センチのずれがゴールになる、ゴールを守れる、しいてはその得点の一点の有無が契約につながる、生活につながるという場面があります。

もちろん日頃の努力や準備もありますが、エビデンスを現場に生かしたい自分としては同時にいろんな人がどうしているかとても興味があります。

それをゆくゆくは科学したいですが、、、

では、少し長くなりますが料理に置き換えると料理はクックパッドやYouTubeがかなり教えてくれて、うちの嫁さんのご飯はすごいおいしいです。こういうと、妻にセンスがないみたいですがそうではなくオーストラリアでおいしい日本食を食べさせてくれる妻には感謝しかありません。

自分知り合いのシェフは例えば野菜を、炒めたりするのも旬の時は水分が多いから塩をひとつまみレシピより多くするとか、その経験からくる食材の見る目、プラスアルファの職人の能力がやはりいろいろな現場で必要でないかと思っています。

医療に戻すと、サッカーのリカバリーで交代浴は何度と何度で、何分やる等プロトコールはあります。トレーニングでも今はさまざまなトレーニングメニューがインターネットでいくらでも検索できます。

でも選手の運動量、疲労度、しいてはプレーのキレや顔色から少し時間や温度を変える、ストレッチを加える等、経験からそのように変えていける職人の気質、そんなものを自分も研ぎ澄ませていきたいです。

そして、それをできれば科学する、試合での距離、心拍数、温度、湿度、連戦かどうかなどなどの要素から関連性を調べて論文にする。

たしかにそこまで行くには時間も労力もかかる。

でもそれが将来の怪我予防やパフォーマンス向上、契約や、生活につながれば嬉しいです。

机上の空論かもしれませんが、だからこそ自分も長くプレーして、選手の気持ちを少しでもわかりたいしいいものは取り入れていける勇気、流行りに流されない信念を持って仕事もそしてサッカーもやりたいと思ってます。

長くなりましたが読んでくれてありがとうございます。