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日本滞在記:家族との時間と大切な仲間

今回の帰国では、多くの方々にお世話になりました。
妻はオーストラリアで子ども3人の面倒を見てくれ、さらに義理の両親にもサポートのためにオーストラリアまで来てもらいました。本当に感謝しかありません。

そんな中、ボーイズはじいじが持ってきてくれたゴルフクラブでコースデビューを果たし、とても楽しかったようです🏌️‍♂️

両親との貴重な時間

仕事がメインの帰国でしたが、合間を縫って両親と3人で旅行に行くことができました。
これは本当にかけがえのない時間でした。

私のわがままでオーストラリアに移住し、なかなか会えない両親。
私が歳を重ねるのと同時に、両親が老いていくのを感じることが増えました。
だからこそ、こうして一緒に過ごせる時間がとても貴重に思えました。

ただ、父はほとんど歩けず、温泉に入って、ご飯を食べて、寝て💤の繰り返し(笑)。
温泉ではまさかの詩吟を大熱唱する場面も🤣

一方で、母は元気に散歩を楽しみ、近くの観光案内所で「初島に行こう!」と提案🚢
フェリー乗り場まで700メートル。
しかし、父が歩けず観光案内所で車椅子を借りることに♿️

初島は一周1時間程度の小さな島で、夏はダイビングや釣りで賑わうそうですが、冬は静かでのんびりした雰囲気。
車椅子を押しながら散策し、坂道では杖をついてもらいながら何とか回りました。

そんな父を見て、「いつまで一緒に旅行できるのかな」と思い、
この時間の大切さを改めて実感しました。

子どものベビーカーを押すのは想像できましたが、まさか父の車椅子を押す日が来るとは…

すぐに座りたがる父親見てますますいつまで行けるかわからないかと思うといい時間でした。

もう来月42歳。自然なことですが、少し複雑な気持ちになります。

気持ちは若いですが、

サッカーでも若手に取れると思ったボール取れなかったり、

ジャンプできなくなったり、

お酒飲めなくなったり、

人の名前と顔はわかるのにでてこなくなったり、

筋肉痛が2日後に来たり、

冷蔵庫開けて「何取りに来たんだっけ」ってなったり

夜トイレに起きたり🚽

それでも、

親にとってはいつまで経っても子供みたいで、

ホテルのバイキングでも

母は

あれ美味しいから食べなよ。

野菜も🥦食べなさい、

お腹いっぱいになった?

あれとってこようか?

いや、俺自分で取りに行けます。

もう小学生ではなく、立派なおっさんなので。笑

そして、母は父のとってきたもので美味しそうなら

これ一口ちょうだい。

ケーキ🍰食べないと行けないけど一個は太るからまた一口ちょうだい。

取りすぎたら

「これ美味しいから食べて、お父さん」

とか

それ、「若くて可愛い子がやっていいやつで、67歳のおばさんのやることではないよ」

とツッコミ。笑

まあ2人仲良さそうでなによりです。

父の将棋と母のサポート

父は体は動きにくいものの、頭はしっかりしていて週に2〜3回将棋道場に通っています
しかし、片目が見えなくなったこともあり、運転をやめ、今は母が送迎

母は毎回お弁当を作りながら、
「子どもの送り迎えはいいけど、じいじのお守りは面倒くさい」とぼやきつつも、
しっかり送迎してくれています。

父もそれを理解してか、
「ありがとう、お母さんのおかげ」と感謝の気持ちを伝えているようです。

やっぱり健康と夫婦の仲の良さが一番ですね☝️

なかなか会えないけれど、3人で旅行に行けていい時間でした。

仕事もちゃんとしつつそのあとはロープウェイ🚡熱海城へ。

山頂にある’18歳未満の秘宝館’に、母親は宝石があると思って行きたいと、、

本当息子とはやめてほしい笑

まあそこは説明してスルーして熱海城へ

いろいろお城の建て方、時代、目的があるんだと勉強になります。

年を重ねると、歴史の面白さが増してくるものですね。

なんでこの場所が栄えたのか?

なんでお城を建てたのか?

温泉が出る地形は♨️プレートや火山の関係だったり

いい時間でしたが、やはり子供のことも気になり妻が送ってくれる子供の寝顔に癒されて頑張ろうと思う旅でした。

天国へ旅立った友人への思い

その後、熱海駅で両親と別れ、新幹線で次の予定へ。
向かったのは、早くに天国へ旅立ってしまった友人へ挨拶。

墓石の前でしばらく座り近況報告、
今でも「元基さん、そこだと裏取られますよ!」と彼の声が聞こえる気がしました。

当たり前にサッカーができることが、当たり前ではない。
改めて、家族や仲間に感謝の気持ちが湧いてきました。

Jr.ユース時代の恩師との再会と練習参加

さらに、今回はJr.ユース時代にお世話になった柏レイソルA.A.TOR’82のトップチームに練習参加させてもらえました。

オーストラリアはシーズン前最後の追い込みの時期、

もう42歳なのに、クラブから「もう1年契約」と言われた以上、迷惑をかけるわけにはいきません。
毎年「今年が最後」と言いながら、辞める辞める詐欺を繰り返してますが…笑

現チームの監督は元オーストラリア代表で、プロキャリアは韓国やニュージーランドでも200試合以上の経験。
彼からトレーニングメニューをもらい、毎日走ってスプリントもして準備万端!

でも、実際に練習に入ると、「今の若い選手は本当に上手い…!」

特に、今年の選手権準優勝チームのキャプテンも偶然メダル持って凱旋していて、身体も高校生とは思えないくらいゴツくて強くて、、、ヘディングシュートが私の思いっきり足で蹴ったシュートくらいの体幹の強さでした。そのフィジカルの強さに驚愕。

こういう選手が上に行くのかなあと期待しつつ、ベテランはこうやって引退を決めていくのかなあって複雑な気持ちでした😅

「やっぱり年齢のせいにはしたくないけど、歯が立たないな…」と実感しつつ、
こうやって受け入れてくれたクラブに感謝です。

こうして、家族・仲間・仕事すべてに恵まれた最高の帰国前半戦でした✨