〜理学療法士(フィジオ)を目指す方がこれからもっと増えていきますように〜
2025年は、学生さんや日本から研修という形で来てくれた方、実習で来てくれた方など、多くの方と関わる機会がありました。
遠くから本当にありがとうございました。
これまでは、日本でもオーストラリアでも、理学療法士や看護師など医療従事者向けのセミナーを行う機会が多かったのですが、昨年は活動の幅が少し広がりました。
- 日本での公開講座で「一般の方向けに理学療法士の可能性」を伝える機会
- 恩師・丸山先生の書籍『理学療法士になるには』の執筆サポート
- オーストラリア現地の高校生を対象とした職場体験の受け入れ
- 高齢者向けの転倒予防への取り組み

理学療法士や医療関係者以外の方々と関わることで、改めて学ぶことの多い一年でした。
そこで強く感じたのが、
「誰にでもわかりやすく説明することの大切さ」です。
これ、本当に大事で、そして本当に難しいです。
人の集中力はどのくらい続くと思いますか?
講義における集中力は 15〜20分程度 と言われています(Bligh, 2000)。
人の脳は
- 持続的注意(Sustained Attention) が苦手
- 切り替え型注意(Phasic Attention) が得意
つまり、
ずっと聞き続けるのは難しいですが、「区切り」「刺激」「変化」を入れるのが大切です。
Ambady & Rosenthal(1993, 1995)によると、人は数秒〜数十秒の短い時間が最も集中しやすいとも言われています。
ワーキングメモリ的にも、30〜60秒以内で要点が出てこないと理解しにくい。
たしかに、子どもたちも1分以内の動画をどんどんスクロールしていますよね。
授業は今でも得意とは言えませんが、これまでちょくちょく機会をいただいてきました。
正直、最初の頃は…
- 詰め込みすぎて理解できない
- スライドが見にくい
- 話し方がわかりにくい
と、ありがたいご指摘をたくさんいただきました。
そこから反省を重ねて、最近強く思うのは
「Simple is the best」。
できるだけシンプルに、わかりやすく伝えることを意識しています。(まだまだですが)
面白い話?ですが、好きな人への告白でも
① 結論(好き)を先に伝えて
② 理由はあとから短く補足する
方が、好意的に受け取られやすいそうです。
……と言っても、そこまでモテてきた記憶のない葛山には「知らんけど」ですが(笑)
ドラマでも長い説明から最後に指輪の箱をパカってシーンをよく見てきた身からしたら
「逆じゃん」と戸惑う
だからダメだったのかと若かりし頃を思い出し、(まあ関係なく自分のせいでしょうが、、笑)
Hogarth & Einhorn(1992)のBelief Adjustment Modelでは、
人は
- 最初に提示された結論を基準に
- その後の情報を解釈する
感情的・個人的な話題では、論理(中央ルート)より感情や印象(周辺ルート)が強く働くと言われています。
高校生の職場体験でも、
「興味がある仕事を、実際に見て・体験してみる」
というのは本当に大事だと感じました。
16〜17歳で将来をすべて決めるなんて、正直難しいですよね。
- フィジオになることが全てではない
- 海外に来ることが全てではない
ただ、僕自身は
- フィジオという仕事が好き
- オーストラリアが好き
- そして日本も大好き
理由は……
お酒があれば半日語れるので、ぜひ居酒屋で。
というわけで、
「お前の文章、長いよ」という声が聞こえてきそうですが、
その通りだなと反省しつつ(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2026年も、自分らしく、コツコツやっていきたいと思います。

