オーストラリア、シドニーで昨日、10人ちょっとコロナ感染者が出て(2021年6月25日時点)、かなり騒がれています。
ホットスポット(クラスターがあった場所)に指定された地域に住んでいる人々は他州への移動ができなくなります。
日本人にも人気のゴールドコーストマラソンが来週末なので、かなり来れない人もいるのではと勝手に心配してます。
(上の写真、後輩とゴールドコーストマラソンを走ったのはもう8年前)
話を戻すと、
自分たちが働いてる理学療法のクリニックはプライベートのクリニックで
ダイレクトアクセスという、医師の診断なしに理学療法士が直接診断して治療することができますので
基本的に処方は必要ありません。
プライベート保険(任意保険)もしくは自費で受けていただくことができます。
プライベート保険は各個人個人で払っている会社や支払額によって治療費の何%がカバーされるというものから、1回50ドルのように定額で保険から負担され、その差額は患者さんが払うというようになっています。

この写真のようなHICAP(ハイキャップ)という機械、任意保険の会社と提携しているクレジットカードで支払うようなもの。
それに任意保険のカードを通して、自動的に補助される額が出て、その差額を支払うというような形です。

(カードの例)
もう一つ、メディケアという国の保険を使うことも適応がある場合があります。
慢性疾患(三ヶ月以上)に関してはGP(家庭医)からのEPC(Enhansed primary care)というプランで、
年間に最大5回まで、医療チームで診れますというのがあります。
理学療法士(PT)だけでなく、作業療法士(OT)や看護師、栄養士などが協力してみる場合は全部で5回まで、という形です。

例えば膝がずっと痛くて変形性関節症であれば理学療法に4回、体重減らす食事制限で栄養士に1回というような形で、ケアプランを作成してもらい理学療法を、受けることができます。
その場合はクリニックではメディケアの番号を入力、もしくはカードを通して、またその差額をお支払いいただく形になっております。
レントゲン等の画像も必要に応じて処方させてもらうので、何か急性期の怪我でも理学療法(フイジオ)にかかれるという感じになってます。
今回も読んでくださりありがとうございます😊

