自分は2013年よりオーストラリアに来ていますし、仕事も今は90%は英語です。
偉そうに色々やらせてもらっていますが、最初から英語ができたわけではありません。
最初はレストランの予約もできませんでした。
という汗あり涙?ありの😭出来事を読んでみてください。
2011年のドイツのベルリンでの学会時
(当時やっていたJリーグ、母校の習志野高校、市立船橋高校のデータでのサッカーの発表をしに行っていました)
夜ご飯を食べに行くので当時の先生から、気を遣ってもらって葛山の食べたい場所に行こうって言ってくれました。
他の先生(メインはドクター)たちと日々食事をさせてもらう機会が多くて、当時仲良くしてくれていた先生はきっと、自分が大変だと思ってくれていたのだと思います。
僕としては、どちらも嬉しくて(自分ではいけないような場所にもいけましたし)、
でも先生方とのお店を探すのもこれもプレッシャーです🍴
当時二十代、サッカーも週4−5日やっていて
味ももちろんですが定食屋でおかわりし放題とかそういうものみ魅力を感じていた時代です。
必死でその時持っていっていた
「地球の歩き方」
を熟読して、
自分の目に飛び込んできたのは、、
「ベルリンで最も古いレストラン」
創業1621年のツア・レッツテン・インスタンツ
ベルリンで最も古いレストラン。店内の暖炉の前にはナポレオンが座ったとも言われている。(地球の歩き方より)
そして、名物料理

アイスバインとは、特にドイツ北東部の大都市・ベルリンやその近郊では、非常に見かける機会の多い名物家庭料理の1つ。
ローリエなどの香辛料と一緒に塩漬けした骨付きの豚すね肉に、香味野菜を合わせてじっくりと煮込んだ料理がアイスバイン。
ここだーーーーー
当時の葛山は
何か先生たちの気をひけるということで
「一番古い、僕でも知っているナポレオン」
ここにしようと決めました。
我ながら
「ナイス判断、でかした自分」
と自画自賛
でもここからが大問題
当時英語は、
学会でもサンキュー、パーデュン、プリーズスピークアゲイン
くらいしかボキャブラリーがないのです。
予約をどうする?
予約をどうする?
予約をどうする?
ぐるぐると頭に回っています。
ただ今昼の2時、ディナーはだいたい6時とか7時ですので4時間ちょっと、
電話をホテルから取って、、、、、、、
かけたはいいが何を言っているかわからない、、
(今思うとアイスバインは時間もかかるからこれを頼むなら席だけでなく料理の予約をした方がベターみたいなことを言ってくれていたと思います。)
結局切られてしまう。
大、大、大ピンチ
先生方とのディナー任されたのに、、、
今でもサッカーやっててマラソンも出る自分を知っているなら想像がつくかもしれませんが、、、
そうです、
ランニングシューズに履き替え、
葛山、走って5キロ、レストランまで行ったのです。
息切れしながらレストラン到着
さっき電話したんだけどみたいに言ってお店に入って、、
店員さんも汗だくの変なアジア人にびっくり
予約を7時からお願いしたいんだけど、
そしてアイスバインを食べたいんだけど
となけなしの英語で
予約完了
猛ダッシュでまたきた道5キロ戻って、汗だくなのを隠して先生方に
このベルリンで一番古い店、予約取れました。
と意気揚々と(どんなもんじゃいみたいな雰囲気で)
6時半にホテルのロビー集合でタクシーで行きましょうと。
何事もなかったかのように。笑
ディナーの前に往復10キロ、おかげでたくさん美味しいアイスバインにビールをいただき誰よりも美味しい忘れられないディナーでした。
この時ほど自分がサッカーやってて、走れてよかったと思えた日はありませんでした。笑
もうあれから11年、今ではオーストラリアで生活させてもらって、英語もまだまだですが、その時よりはレベルアップしているのでいい思い出です。
みなさん、体力あれば英語できます、いや英語できなくても生きていけます。笑
ただ、、
死ぬ前にやりたいことの一つに
このレストランに電話で予約を取ってまた行きたいと思ったいる葛山です。

